皆さん歯のクリーニング(定期健診)をうけられたこと、ございますか??
「いま痛い歯なんてないし。」
「痛くなってから行けばいいや。」
など症状が現れてから、歯科医院に来院される方が多いのではないでしょうか?
定期健診は虫歯・歯周病を未然に防ぐためにとっても大切です。
そして何歳になっても自分の歯をキレイに保ち続けたいものです。
高齢になると入れ歯になる。というイメージがありますか?
歯が抜ける原因…
第一位:歯周病
第二位:虫歯
第三位:事故(外傷)
歯周病で歯が抜けて、自分の歯を失う方が一番多いのです!
定期健診ってどんなことするの?
- 歯周ポケット検査
- プラークを染め出す
- PMTC
- 歯石除去
- 歯ブラシ指導
- フッ化物
- 歯周ポケット検査
通称プロービング。歯周ポケットを測ります。
歯と歯ぐきの間の溝の深さを測って、歯を支えている骨の減りが確認できます。
出血の有無で歯ぐきの炎症も確認。
- プラークの染め出し
歯についている軟らかい汚れに、染液をつけて普段磨けていない所を確認
- PMTC
専用の機械を使って、歯の表面の汚れやバイオフィルムの除去。
バイオフィルムは普段の歯磨きではなかなか落ちません。
バイオフィルム…ばい菌が生成する、ぬるぬるした汚れ。(細菌の塊
PMTCで着色も除去(茶しぶ、タバコのヤニなどの付着物)
- 歯石除去
通称スケーリング。
歯に強固に付着した汚れで、歯石は普段の歯磨きでは取れません。
歯石…プラークが固く石灰化したもの
歯石を放っておくと、ざらざらした表面にまた歯垢・歯石が付着。
歯石は細菌の塊です。
- ブラッシング
歯科医院がおすすめする、歯周病対策の歯ブラシで磨きます。
歯並び、唾液量などお口の中の状況は一人一人異なります。
そのため、その方に合った磨き方・ケア方法をお伝えします。
歯ブラシの種類もたくさんあります。ヘッドの大きさや毛の軟らかさ。
歯磨き粉(歯磨剤)ひとつにしても、お口のお悩みや・状況によってどういう
歯磨剤を選ぶかで大きく変わります。
6.フッ化物塗布(ふっかぶつとふ)
歯にフッ化物を塗布する。
歯質を強化し、虫歯になりにくくします。(特に小児の乳歯列期や混合歯列期は効果が大きくみられます。
↑完成された永久歯よりも効率よくフッ素を吸収します。
定期健診はこういった内容を、4ヶ月に一度行います。
歯周病対策だけでなく、虫歯の有無に関わらず
予防や治療個所の早期発見・早期治療にもつながります。
ずっと自分の歯を健康に保って、豊かな人生を送りましょう☺

