こんにちは。岸和田の下松町にあります久米歯科クリニックです。
みなさんは定期健診と言う言葉のイメージはありますか?この言葉は聞きなれているようですがまだまだ歯科での広がりは浅いと思っております。
“定期健診=身体の健康診断“とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際今日皆さんに知ってほしい定期健診は歯の定期健診です。
歯の定期健診に通っている方はどのくらいいるのでしょうか。
そもそも「歯の定期健診なんて聞いたことがない」と思われる方も少なからずいらっしゃると思います。
私も歯医者で務めるまで想像もしなかったし、歯医者は“歯が痛くなったり虫歯になったらいく所”でした。
そんな根底を覆してくれたのが久米歯科クリニックです。
定期健診の重要性はもちろん歯科衛生士としてたくさん勉強をしていたつもりでした。そう、つもり。
ですが働いてたくさんの患者様と触れ合っている間に歯医者での定期健診は歯だけでなく身体や心まで健康にしてくれるものだということに気が付きました。
皆さんは歯医者へ定期健診で通われていますか?
▼日本と欧米の比較
欧米の方の歯医者での定期健診率は約100%。それに比べて日本人はなんとたったの30%強という結果が報告されています。この現状を聞いてどうおもわれますか?
Qなぜ欧米の方はそんなにも定期健診に通われているのでしょうか。
A一番の理由は虫歯治療での保険適応がない国が多いということです。むし歯になってしまうと治療費が大幅にかかるのです。なのでむし歯にならないように歯のクリーニング(定期健診)を大切にされています。
さらに歯の大切さなどが日本よりもっと教育されているので皆さん意識がたかいのです。
▼定期健診に通うとどんないいことがあるのでしょうか
このグラフをごらんください。
定期健診を受けている人の歯とハミガキ指導を受けただけの方、更には症状のある時だけ(歯が痛い、むし歯ができたなど)受診される方。80歳になった時の本数を比較すると明らかに違いが分かるかと思います。
このグラフを見ていただくだけで歯医者での定期健診の重要性がお分かりいただけるかと思います。グラフのように症状のある時だけ歯医者に行っていると歯を失ってしまうリスクが大きくなります。そうなると将来的には入れ歯になってしまいます。
痛いときだけ歯医者さんに行く→虫歯が大きくなっている→治療に時間がかかりお金も沢山かかる→また歯が痛くなる→歯を抜かないといけない→ブリッジになる→入れ歯になる
といったながれでしょうか。歯を失った本数が多ければ多いほど入れ歯は大きくなっていきます。入れ歯になると「食事がしにくい」「口が臭くなる」「うまくしゃべれなくなる」など嫌なことがたくさん起こってしまいます。
定期健診を受けることでそういったリスクや割合は大きくさがります。
お近くの歯医者さんで是非定期健診を受けてください。あなたの将来がうんとかわるのではないでしょうか。

