帰省

日曜日に母の病気見舞いを兼ねて帰省しました。

墓参りを済ませ、46年ぶりに懐かしい母校の高校の門をくぐりました。

校舎は 近代風に建て替えられていて

やっぱり時代は移っているのだと感じました。

 

そして校舎から真正面に見える城南富士(ほんの小さな丘)にも目をやりました。

当時 一応登山部だったので 毎日自主練のつもりで学校の帰りに一気に駆け上がり

高校を眼下に見下ろしながら旧制高校の寮歌を歌っていた事を思い出しました。

校舎は変わっても 山はほとんどそのままでした。  うれしかった-。

 

そして少し車を走らせて眉山の頂上から 眼下に徳島平野を見渡しました。

時間が止まってみえました。

 

18才で徳島を離れ、東海道線の各駅電車(鈍行)に初めて乗ったとき

超特急に乗った気がしました。

徳島には電車がなかったからです。

 

大阪に住み着いて思うことは、確かに全てのスピードが田舎に比べてとにかく速い!

人も車も電車も…..なんでそんなに急ぐのかと思います。

こんなに速くても 少し遅れるとすぐ文句を言います。

 

よく 時間管理は 出来事管理 と言われます。

確かに色んな出来事を体験し、出会うことで  時間の価値、人生の価値が変化することも

理解できます。

 

田舎では、汽車が 短い距離を1時間もかけて移動します。

都会では、20分もあれば到着するのです。

 

しかし こののんびりとした時間が止まった風景を見ながらおもったのは

はたして  3倍のスピードで移動し生きていた人が  本当にゆっくり移動する人の

3倍幸せなんだろうか?

そんなことはないなぁと確信しました。

でないと 江戸時代や もっともっと昔のひとはみんな不幸だ ということになりますから

 

幸せは  やっぱり その人の心で感じるものなんだと

ふるさとに帰って思いました。