20歳~80歳の日本人の〇割が歯周病?!

これまでの記事でも何度か取り上げてきた歯周病

歯周病とは、歯を支える組織に炎症が起きる、歯肉の病気です。

歯周病の大きな原因となるものにはまず、プラーク(歯垢)歯石がたまることが挙げられます。

他にも考えられる原因として、

歯並び・噛み合わせ・歯ぎしり・噛み締め・

ストレス・口呼吸・生活環境・喫煙・砂糖の摂りすぎ・

合ってないかぶせものや詰め物

などが挙げられます。どれも身近な原因ですね。

 

1.日本人の歯周病の割合は…

さて、20歳~80歳の日本人の内、どれぐらいの人が歯周病にかかっていると思いますか?

その割合はなんと…

8割です!予想以上の多さではないでしょうか。

これは世界に類を見ない数字で、日本は「歯周病大国」と呼ばれています

年齢が増すにつれて重症になり、40歳~60歳で多くなります。

65歳以上で罹患率が減るのは、歯周病にかかりにくくなるのではなく、

歯周病や虫歯によって歯そのものを失う人が増えるためです。恐ろしい…

 

2.他の病気と歯周病との関係

身近な病気でいえば、肥満者や糖尿病患者は、歯周病にかかりやすいそうです

遺伝性の病気・白血病などの血液の病気・

皮膚の病気・降圧剤など特定の薬の副作用

などで、歯周病になることもあります。

糖尿病、喫煙、ホルモン分泌の増減によって、歯周病が治りにくくなるという研究結果も出ています。

 

また、骨粗しょう症により歯周病になることもあります。

この病気は、女性ホルモンである「エストロゲン」が急激に減少する閉経期以降から、患者数が増加します。

「エストロゲン」が減少することで全身の骨密度が低下するのですが、

これは歯を支える「歯槽骨」にも同じことが言えます。

骨粗鬆症でなくても、カルシウムの摂取量が少ないと、歯周病になりやすいのです。

 

3.男性と女性、どちらが歯周病を悪化させやすい?

さて、どちらだと思いますか?

キーになるのは…先程も出てきた「女性ホルモン」。

実は、女性ホルモンには、歯周病の増殖を促進する作用があります。

特に女性ホルモンが増えるのが、妊娠中

もともとつわりで歯ブラシを使うことも辛い、という場合もあり、

妊娠中は口内環境が悪くなる人がとても多いようです。

また、更年期の女性は唾液の分泌が減るので、特に細菌に感染しやすくなっています

 

これらのことから、女性は男性よりも歯周病を悪化させやすいと言われています。

 

当院ではお口のチェックも行なっています。

身近でありながら自覚症状の出にくい歯周病、

当院でぜひ予防・早期発見してくださいね。