歯並びは遺伝する?

「お父さんがすごい歯並び悪いから遺伝して

 娘も歯並び悪くなるんじゃないかって心配…」

「やっぱり歯並びって遺伝するんですか?」

 

患者様からよくあるお声です。

やっぱりお子様には歯がデコボコに生えるより、綺麗な歯並びになって欲しいですよね。

 

歯並びが遺伝するかどうかと聞かれたら…

するといえばするし、しないといえばしない

とお答えします。

 

ずばり、歯並びを決めるのは環境です!

 

1.

歯並びが悪くなる、すなわち歯がデコボコに生えてくる時というのは、

歯が生えてくる顎の部分に歯がきれいに1列に並ぶスペースがなく

新しく生えてくる歯がどこから生えたらいいのか迷ってしまった時です。

2人分の幅の細い道を3人で歩こうと思うと、1人は前か後ろに移動しますよね。

歯も同じような感じです。

だから「お母さんが八重歯だから遺伝して子供も八重歯になる」という遺伝はありません

「顔の形や顎が小さい(歯が並ぶスペースが少ない)」という部分が

遺伝することで歯並びが悪くなるというケースはあります。

 

 

2.環境

 

遺伝因子よりもこちらの環境因子の方が重要になることが多いです。

環境因子とは食生活、癖などです。

 

さきほどお話ししたように顎に歯が並ぶスペースが無いと歯並びが悪くなるので

歯が並ぶスペースのあるしっかりとした顎に成長させる必要があります。

顎を成長させるためにはよく噛む、固い物を噛むということが大切です。

すぐ飲み込んでしまう、柔らかい物ばかりを食べているという状態だと顎の成長は少なくなってしまいます

おやつを柔らかいゼリーから固いおせんべいに変えてみたりすると

顎の成長・歯並びの面から見ても、虫歯予防の面からみてもいいですね!

 

歯並びが悪くなる癖というのは

指しゃぶり、唇をかむ、頬杖をつく、などです。

指しゃぶりを続けると上の歯が前に押し出される力が加わるので出っ歯になります。

子供のころの指しゃぶりは生理的なもので次第になくなっていきます。

個人差はありますが4歳、5歳ごろまで続いているようでしたら少し注意が必要かな?という感じです。

下唇をかむ癖があると上の歯が前に押し出される力が加わるので出っ歯になり

上唇を噛む癖があると舌の歯が前に押し出される力が加わるので受け口になります。

頬杖をつく癖があると片側から顎を圧迫する力が加わるので顎がいがんできます。

 

お子様にあてはまる癖はありませんでしたか?

 

遺伝は自分ではどうにもできませんが、環境は自分の力で変えることが出来ます!

綺麗な歯並びを目指して生活習慣を見直してみましょう!