今日は歯磨剤のお話です

近年 先進諸国では、子供の虫歯が減少しています。
これは フッ化物(フッ素の化合物)を配合した歯磨剤が広く使われるようになったからだと言われています。

我国では現在 フッ化物配合歯磨剤の市場占有率は90%近くになっているそうです。
成分表示で「モノフルオロリン酸ナトリウム」あるいは「フッ化ナトリウム」が配合されているものです。
また、歯磨剤のフッ化物濃度は900~1000ppmですが、1回で使用する量が少なすぎたり、
使用後すぐに水で洗口しすぎると、フッ化物は流され効果は少なくなります。

フッ化物配合歯磨剤の効果的な使用方法は、まず歯磨剤をつけずに水でブラッシングをし
その後、歯磨剤を歯ブラシの毛先1/2位とり 歯にすりつけます。
できればフロスを使って歯の間にも通すと なおGOODです。
最後に、少量の水を口に含み、30秒プクプクと口全体に行き渡るようにうがいし、ぺっとはきだして終了。

アメリカやオーストラリアなどは 虫歯予防に、上水道にフッ化物を入れて効果を上げていますが
日本では 歯磨剤への配合や、洗口剤や歯面塗布が一般的です。
なかでも効果の高いフッ化物洗口は、250~450ppmのフッ化物溶液でプクプクとうがいをする方法で
現在、学校などの集団や、家庭での個人合わせて 日本全体で100万人を超えているそうです。

フッ化物歯面塗布は、プロフェショナルケアとしておもに歯科診療所で行われています。
9000ppmのフッ化物を塗布するもので、3~4ヶ月毎に塗布します。

いつ頃からフッ化物を利用したら良いかという質問をよく受けます。
その答えは「歯が少しでも生えてきたらいつでもOK」
理論的には、歯が生えてきたばかりのとき、化学的反応性が高いので、生えてきた順にフッ化物の塗布をしていくのが最も効果がたかいと考えられます。

定期健診を通じて 歯科医院で子供の歯の状態をチェックしてもらいながら フッ化物の応用を考えてもらうのが
一番ではないでしょうか。