歯医者さんで治療した経験のある方は多いと思います。
虫歯治療で来院された方の、
基本的な治療!
それは、まず「虫歯を取り除く」。
虫歯を削り
そして
歯のかわりになる材料で補う
ということになります。
その虫歯の状態は
次のような項目をみながらきめていきます。
①虫歯の深さ(C1~C4にわかれる)
②虫歯の場所(前歯なのか、かみ合わせの広い部分なのか)
③虫歯の広さ
☆歯の深さで分類
●C1、C2の虫歯の場合・・・・・・根っこの治療が必要ない
●C3、C4の治療の場合・・・・・・根っこの治療が必要
(※根っこの治療は「神経の治療」の事です。これを根管治療といいます)
本日は、C1、C2のときの治療について
少しご説明させていただきますね(^^♪
☆C1、C2の場合の治療
C1もC2も虫歯が神経にまで達していないので、神経を残した治療することができます。
・白い詰め物をするCR(シーアール)という治療
このCR場合、1回の治療で終えることができるます。
虫歯が小さいかったり、前歯の場合
このCRの治療となります。
保険で白い詰め物ができます。
短所としては、プラスチックですので強度が弱いのと
2~3年たつと黄色く変色しやすくなります。
・型をとる「印象・インショウ」をする治療
虫歯で削ったあとに穴が開いたところに詰め物をする治療です。
大きい虫歯や奥歯であるほど、
CRではなく印象になりやすいです。
型(印象)を取る治療は大きく分けて二つに分けられます。
1.インレー(歯を部分的に詰める詰め物のこと)
2.クラウン(歯を全部覆うかぶせ物のこと)
これらは虫歯の大きさ、広さなどで使い分けます。
CRの治療に比べて、強いです。
大きな虫歯にも対応できます。
短所としては、型をとったりするので、1回での治療ではなく
数回かかります。
☆インレー・クラウンの保険治療と自費治療
詰めもののインレー、クラウンの場合、保険の治療で行うものと、
自費治療で行うものとがございます。
保険の場合ですと、手ごろに治療ができますが、
長い目でみると歯の間に隙間ができたりします。
その結果、再び虫歯になる(二次カリエス)になりやすくなります。
逆に、自費でのセラミックやゴールどなどのつめものは、
柔らかく歯に馴染むため、あとから虫歯になりにくいです。
久米歯科クリニックでは、詰め物や被せものがあるときは、
きちんと違いをお伝えするカウンセリングを行っておりますので
安心して治療をお受けください♡

