親知らずなぜ抜くの

永久歯は、15歳前後に、すべて生えそろいます。

 

親知らずは18歳から20歳位に生えてきます。

 

中には、もともと親知らずが存在しないひとや、骨の中に完全に埋まっていて、一生はえてこないひともいます。

 

4本とも生える人もいれば、1本しか生えない人もいて様々です。

 

しかし、多くのひとは20代頃にはえてきて、その際に痛みを伴ったり、腫れたりするケースがあります。

 

 

歯茎の中に埋まったままの親知らずは

手前の歯や歯の周りの骨を溶かしたり、歯並びを悪くしたり、口臭の原因となったりと悪影響を及ぼすことが多いのです

 

 

親知らずの生え方によっては歯磨きをきちんとすることが不可能な場合があり、

 

そのような場合には将来的に虫歯や歯周病になってしまう可能性が非常に高く、

 

最悪の場合は手前の健康な歯(7番)を巻き添えにしてしまうため、早めに抜歯しておくことがおすすめです。

 

歯が横向きなどで生えてくることで、歯茎や顎の骨を圧迫して痛みを与えることがある。

 

横に生えた親知らず(水平埋伏智歯)は磨き残しを発生させやすく虫歯や歯肉炎を誘発し、隣り合う健康な歯をも失うことがある。

 

生えている途中に顎関節症などを併発する可能性がある。

 

親知らずの影響で咬み合わせが狂い体のバランスが崩れることがある。

 

人生に大きく影響を与える時期(大学受験・就職活動など)に痛みが継続的に発生する可能性がある。

 

 

20代のうちに抜いておいた方がよい理由

 

①歯ぐきや骨の治りが早い

 

親知らずを抜歯後、親知らずがあった部分には骨や歯茎が盛り上がり、傷口が治ってきます。

20歳前後の回復力が活発な年齢の時に親知らずを抜歯すると、傷口が早くふさがり、

腫れや痛みが長引かずに済むことが多いです。

 

②骨の状態がよい

20歳前後であれば、骨や歯がまだ硬くなっていない為、歯を早く抜くことができます。

 

親知らず抜歯後、親知らずがあった部分は骨が生成されてくぼみが埋まります。

 

全て骨で埋まる場合もあれば、くぼみが残る場合もあります。

 

20歳前後に抜歯すると骨の状態がキレイに回復し、その後の歯磨きもしやすい形となります。

 

 

③妊娠中・出産時には抜歯できない

 

妊娠中に薬の服用は避けたいものです。

 

妊娠や出産時には女性ホルモンによって歯周病や虫歯にかかりやすくなり、

親知らずに痛みが出ることが多いのです。

 

抜歯後に抗生物質等の服用が必要なため、抜歯をすることが難しく痛み止めなどで我慢しなくてはなりません。

 

そのため、女性の方は20歳前後に親知らずを抜歯しておいた方がいいのです。

 

 

 

親知らずを抜かなくてもいい場合もある

 

・手前の歯と同じように生えてきていて、歯磨きも特に問題なくできる場合。

 

・骨の中に完全に埋まっていて、レントゲン写真上問題が無い場合。

 

・その他、特に悪影響を及ぼすことがないと判断された場合。

 

 

まとめ

 

横や斜めに生えている親知らずは、出来れば早めに抜いたほうがいいです。

 

症状のない親知らずを抜くのは、面倒なこともあると思いますが、

 

将来のリスクを考えれば早めに抜いておいた方が得策です。