こんにちは!!
久米歯科クリニック 歯科衛生士です。
私にも小学生の子供がいます。
食事中なんど「よく噛みなさい!!しっかり噛みなさい!!」
といっても 子供は嫌な顔・・・私の子供時代もそうだったんだろうな・・・
と思います。
今日は「噛む」ということに焦点をあててお話させていただきます。
●噛まない子の様子
現代は軟食の時代といわれ、子供たちは真剣に「噛む」
ということをしなくなり、食べ方の様子がおかしい子が多いと
保育園や幼稚園の先生から報告されることもあります。。。
噛まない子の食事態度として・・・・
●上手に飲み込めない、まる飲み込みする
●前歯でものを噛む(食べ物が奥のほうへいかない)
●口の中にものをためる
●軟らかいものが好き
●食欲がない
●食べ物より他に注意が向く
●チュッチュッ吸っている
●肉などの固いものが、噛めない
●時間がかかる
●固い食べ物を噛まずに吐き出す
などが挙げれます。
これらの、噛む様子をさらに詳しく分類してみると・・・
1、噛み合わせや舌の大きさ、舌小帯、喉の構造的な障害などに加えて、
唇に動き、舌の動きが未熟なために、噛み方がおかしくなっている機能的、
構造的理由の場合
2、母親の育児態度、食生活環境、子供の性格など、※心理的な要因
この2つに分類されます。
※心理的要因・・・早飲み込みタイプ・口の中にためるタイプ
●噛まない子のしつけ
噛むことの基本は、基本的な正しい食生活にあると言っても過言ではありません。正しい食生活をおくることにより、子供たちは自然に上手に噛むことができ、噛む力も強くなります。ですが、機能的、構造的な理由や心理的要因によって上手に噛むことができない場合もあります。
●正しい食習慣が基本です。
お子さんの生活リズムを大切に・・・
子供の生活リズムは、自然な人間のリズムであり、地球のリズムです。
早寝早起きと朝食、これが基本です。1日のリズムが不規則になると
だらだら食べになりやすく、食事と間食の区別がつかなくなったりします。
さらに寝る前になんとなく食べる悪い癖がついたりもします。
●食欲のある子、食べる意欲のある子
食欲がない状態で食事をするほど苦痛なことはありません。
無理強いをすると吐き気をもよおす子供もいます。戸外での運動、食事前に間食をしない。食事の前に叱ったり、小言を言わないなどのことに気をつけて、できるだけ空腹の状態で食事をするようにしましょう。
★楽しい雰囲気
●一人ぼっちでない
●時々、場所を変える(庭・公園)
●会話がなくてシーンとならない
●急がせない
いつも母親の私自身がが問われていると気持ちをしっかり持って
子供の成長にたずさわっていきたいですね。
ありがとうございました。

